綺麗な容姿は、
綺麗な髪から生まれる
こんにちは!
コスプレにおいてクオリティを上げる上で大事なのはまず、メイクです。
ですが、もう一つ。
「メイクと同じかそれ以上に大事になる要素」をご存知ですか?
それは
ウィッグです
ですが、コスプレを初めたばかりの方にとってはウィッグのスムーズなカットは難しいものです
最初のうちは
- 全く切り方が分からない
- 道具も分からない
- ネットで調べようにも調べ方も分からない
- 詰んだ
みたいな感じになってハードルが高かったりするのかなと思います。
大丈夫!最初は皆そうです!
そこで、まずウィッグのことを記述するにあたり、今回は持っていたほうがいい道具を解説しようと思います!
Contents
何故綺麗なウィッグが重要なのか?

さて、道具の解説の前に
「何故、ウィッグカットが非常に重要なのか?」
についてお話しようと思います
例え話をします。
アナタの私生活において異性の美人の双子がいたとしましょう
顔立ちや振る舞いはほぼ同じ、服装も髪形もほとんど同じ文字通りコピーのような存在です。
ですが、一点違う点があります。
それは
「髪のセットが片方はとても綺麗で、片方が少し崩れている」
のです
さて、この話を聞いたあとでどちらの方がモテそう、または性格が良さそうですか?
答えは言うまでも無いと思います。
性格も一緒なのに、おそらく髪のセットがうまい方がモテるし性格良さそうに周りからは見られるんです。
これは心理学用語で「ハロー効果」というものが働いているからです
- ハロー効果(halo effect)とは
ハローとは「後光」「光輪」を意味する言葉です ハロー効果とは「1つの特徴に引っ張られて対象を歪めて見る」人間心理を指します。 例えば、ネットの口コミでも
- 「芸能人の~~が絶賛!」
- 「Amazonレビュー ☆5」
等見ると 「これだけ有名人や多くの人が高く評価しているから、良いモノに違いない」 というイメージが先行し、実際の質よりも良く思う傾向にあります。 これが代表的なハロー効果の例です。
つまり簡単に言うと、
「身なりが整ってるってことは完璧に違いない」
と人間の脳は勝手に判断するのです。
困った脳みそだ!笑
しかもこのハロー効果は比較対象がある程分かりやすさから発動しやすく、しかも効果的に活かせます。
このパターンなどは実に効果的にハロー効果を活かしていると言えるでしょう。
併せて人のイメージは第一印象が9割を占めます。
(→肌荒れが異性を遠ざける!原因と対策・解決法-を参照)
なのでこのハロー効果でのマイナスイメージが最初に付くと覆すのが難しくなってしまいます
お察しの通り、同じようなハロー効果を周りから受けている可能性は大いにあります。
ウィッグの整い方に比例してマイナスイメージを食らってしまってるかも…。
ですが
逆を考えれば、ウィッグも整えることが出来るようになれば・・・いとも簡単にもっと自分の見られ方をプラスにしていけるということ!
なによりウィッグのキャラ再現度の高さは、そのままその人のクオリティとしてやはり評価されることの多い項目。
「人に評価されるためにコスプレしてるわけじゃない!」とは言え評価されるほど、着目されて友人が増えたりとクオリティ・オブ・ライフが上がるもの!
さて、これで今以上にウィッグカットが上手くなるのに越したことが無いことが分かっていただけたかと思います。
それでは、紹介していきます!
便利な道具!ウィッグを綺麗に切るためのオススメアイテム!
では早速本題に
ウィッグを切るために最低限必要な道具→あると便利なアイテムの順に1つづつ紹介していきます!
無論必ずしもこれら全てを買い込んで揃える必要があるわけではないです。
ですが、使える方法が多いほど役に立つ可能性が多かったり、今までかかってた手間が省けたりするので是非参照してみてください!
(※思いつき次第随時追記します)
カットハサミ(シザー)

必須のアイテム。
「え、普通のハサミじゃダメなの?」
と思われるかたもいるかもしれません。
ですが、普通のハサミと、ウィッグカット用のハサミでは雲泥の差があります。
ハサミは良い切れ味ほど、カット時に毛にかかる負担は激減します。
一方切れ味の悪いハサミでのカットは、毛先を潰したような状態になります。
つまりカット自体出来ても、枝毛やパサつき・ぐしゃぐしゃした毛質になってしまうからです。
なので、普通のハサミを使うと中々切れなくてイライラするだけでなく、出来上がりのクオリティも大きく下がるんです。
それってすごく嫌ですよね…
実はカットハサミ、よくカットシザーといわれるこれらのハサミは、そもそも持ち方が違います。
カットシザーは親指と薬指を穴にかけ、ハサミを開閉時は親指の先端だけの力で行います。
普通のハサミでもこの持ち方はできますが、指を入れる場所の形が向いていないので、逆に切りにくくなるはずです。
持ち方が違うことの何が良いか?それは明白です
それは。疲れにくく、刃先に力が伝わりやすくなる点です
重心をはじめ、力の加わり方が変わると切れ味が変わるんです
なので、普通のハサミを使うよりも格段に切れやすいのです。

このように
- 切れ味と仕上がり
- 持ち方&疲れにくさ
などの面からウィッグカット用のハサミを使うことは非常に重要です
僕としてはココと梳きバサミは100均等の格安のハサミを使わず、もう少しコストをかけたハサミをぜひ使ってほしいです
安かろう悪かろうという言葉も世にはあることです。
例えばウィッグの専門店、コスペディアさんだと
スキバサミとセットで2530円で売ってます
こいつめっちゃおトクですね。
2つ一緒で買えるならビギナーには滅茶苦茶オススメの逸品です!
また、この商品は売ってるお店も元々がウィッグを専門に取り扱う(例:アシストさんやスワローテイルさん)みたいな場所なので、キチンとそれに適した道具を売ってくれています。
梳きバサミ(セニングシザー)

コレもカットシザーと同じく必須アイテム。
コスプレイヤーさんにも「私は使ってない」という方がいますが、
絶対に使ったほうがいいです
理由は明白。出来上がりのクオリティが全然違うからです。
当然ながら、すきバサミを上手く扱えるようになるほど、出来るスタイルが増えていく上に、かゆいところに手が届くような技術が出来るようになります。
髪全体を切るのは確かに難しいですが、前髪などちょっとしたポイントで使うのに最適です。
ウィッグを被る時に前髪の分け目が浮いて見える部分などを自然に見せる時に重宝してます。
あとはツンツンした毛先を作る際にも、梳きバサミを毛に対し斜めに入れて毛料を減らすことで作ることが可能です。
僕は工夫次第で色んなウィッグの部位を作り上げていくことが出来ると思っています
是非一本持っておいてください。
梳きバサミはカットシザー以上に安物だとスグ使えなくなったり、全く切れなかったりします
また商品によって梳き率が違うので、気をつけましょう。
一気に毛量が減ってしまって不安だよ、って人は上の商品のような梳き率20~30%のハサミから扱い慣れるのをオススメします!
タングルティーザー

これはここ1年くらいで超有名になった超有能便利アイテムですね!
大きな分類としてはいわゆる【櫛(ヘアブラシ)】に当たるんですが、何が凄いかと言うと
ウィッグが、全く絡まずサラサラになる
点です。
まず「タングルティーザーってなんぞ?」と主をれると思います。
簡単に言うとタングルティーザーは、イギリス生まれのヘアケアブラシです。
長短二段構造かつ特殊素材でブラシが構成されており、ブラッシングによる髪の摩擦とダメージを最小限に抑えます。
なのでダメージを髪に与えること無くブラッシングが出来るのです!
カットをしてる時、特にロングヘアの場合絡むこともあると思いますが、そういう時は普通の櫛を使うよりタングルティーザーを使う方が良いです!
何故なら、ウィッグの絡まりを最小限のダメージで、ほどいてサラサラにしてくれるから!
この道具より、ウィッグの絡まりやぐちゃぐちゃを、綺麗に直してくれる道具を僕は知りません
この道具が活躍するのは
カットだけではありません!
ウィッグの手入れをする時も必須レベルのお手入れアイテムです!
ウィッグは、普通にしまってあっても何故かやたらと絡まります
そこでこのタングルティーザーを用いると、一瞬で絡まりが直ります
なので撮影の当日も時間をかけず、綺麗な髪でスタジオやロケの撮影に臨めます!
ぜっっっったいに一個は家に置いておくべきアイテムです。
今回の記事で一番買うべきアイテムと言っても過言ではありません
ヘアピン・ダッカール

ヘアピンやダッカールで、毛束を作りつつウィッグカットをするほうが、格段にミスが少なくなります。
実際にダッカールなどで、ブロッキングをしつつウィッグをカットしている方のほうが立体的で綺麗なウィッグを作っています。
ブロッキングとは、ヘアセット(ヘアアレンジ)をする時に、髪の毛を扱いやすいようにいくつかのブロックに分ける事をいいます。
例えば、ウィッグをカットする時に
- 「どこからが前髪で、どこからもみあげにしよう」
- 「後ろ髪をツンツンにしたいけど、立体的にならない」
みたいに悩む時があるかと思います。
そういう時に、このヘアピンやダッカールは重宝します。
明確に
「どこの毛束にどのような役割を持たせるか」
などを配置しつつカットが出来るので、仕上がりを想像しやすくなるのです。
仕上がりを想像しながらカットするのはウィッグカットに重要です
何故なら着地点が分からないまま切っていると絶対に失敗するからです
其の点ダッカールはヘアピンは着地点までの指針、コンパスになり得る重要なアイテムなのです。
100均などで安易に買えるので大量に買っておきましょうw
割となくしたり、いきなり折れたりすることは往々にあるので・・・
余談ですが、僕はよくそこら辺に置いてたダッカールを、踏み抜いて壊します←
ヘッドマネキン&スタンドクランプ

※スタンドクランプはヘッドマネキンを固定する器具の名前です
むしろカットの際にヘッドマネキンを用いない人はあまりいないかと思います。
というのも、自分の頭に被りながらウィッグをカットするのは難しいからです。
慣れているという人もいるでしょうが、初めてウィッグを取り扱う人には、中々そういう方は多くはないでしょう
ヘッドマネキンがあれば自分が「被った時にどのような状態になるのか」をイメージしながらサクサクと作ることが出来ます。
ウィッグスタンドや、100均の安いものを使う方もいますが、それらのものよりキチンとしたタイプのものを利用するほうが、形が整います。
と、いうのもスタンドや100均のものだと頭の形がはっきりしにくいのです。
スタンドクランプは、ウィッグをテーブルに固定できる道具です。
よくロングウィッグを梳いている時や、加工している時に、ヘッドマネキンが倒れてきたりすることがあります
そういったような面倒なことも怒らないし、特殊なヘッドセットをする時も非常に便利なので、キチンと買っておくべきです。
こういうの↑
あるのとないのでは世界が違うので、是非使ってみてください。
スタイルキープ用品

ウィッグは、手軽にヘアスタイルを変えることができます。
其のために使われるのがヘアスプレーや、ワックスなどのスタイルキープ用品です。
主に
- ヘアスプレー
- ワックス
- ジェル
- 水溶きボンド
の4つがあります。硬さとしてはワックス>ヘアスプレー>ジェル>水溶きボンド
です。ジェルや水溶きボンドは、遊戯王やイナズマイレブンに代表される重力に逆らってるレベルのウィッグになると使うかもしれません。
初心者の方はヘアスプレーと、ワックスで事足ります。
毛先をツンツンにしたり、前髪を固めたり自由にキャラクターの二次元ヘアを演出しましょう!
立ち上げや固める時は、ドライヤーと併用してキチンと固めよう!
正直言ってヘアスプレーとワックスでの固め方がウィッグのクオリティに直結する
と言っても過言ではありません。
なので、必ず購入して沢山練習しましょう!
よく用いられるウィッグセット用のスプレーはコレですね
おまけでミニスプレーが付いてくる時は、直せるようによくキャリーに入れて持ち歩いてます。
ワックスですが、私はマットになるものを使ってます。
理由としてはボリュームが出やすく、尚且つ髪が自然にまとめやすいからです。
【コスプレ】
12/28 C97 コミケ1日目鬼滅の刃 / 鬼舞辻無惨
Q.「私の血を大量に与え続けると、どうなると思う?」A.「お前が貧血になる」
キメ顔してるけど、献血後でフラフラですこの無惨様😇カメラ
1,2枚目 りっかさん
3,4枚目 イカさん#C97 #C97コスプレ1日目 #C97コス #鬼滅の刃 pic.twitter.com/Wu3YhUdH3s— ニキ🦊(みゅん) (@miyamoto_fox) January 3, 2020
この時の無惨様などはクネクネ作るのとか天パ具合出すのに重宝しました。
(妓夫太郎「今はキャラウィッグがあるんだよなぁあ、楽なの羨ましいよなああ」)
最近友人のススメで使ってる普段遣いのワックスを、ウィッグセットにも使ってます
それがコレ↓
セットに使えるし、上記の無惨様みたいな髪のまとめ方にも一役買うし、1つこの手のものは持っておくべきです。
ヘアアイロン

髪の形を自由自在にするためにも、ヘアアイロンは必須。
勿論ドライヤーもです。
- ウィッグを温め、癖つけや毛先を跳ねさせる際はストレートアイロン
- 巻髪のスタイルを作る際はカールアイロン
を使用すると良いでしょう。
なれてくるとストレートアイロンでもカールやクネクネを作れるようになります。
ヘアアイロンは1つ注意点があります。
ヘアアイロンは当然熱を発する道具です。
ウイッグセットを行っている時に、つい発熱面の外側が熱くてたまらん時があります。
そうなると、手間取るし火傷するし散々です。
そこで、「外側が熱くならないヘアアイロン」を選ぶべきです。
また、ある程度の高温が出ないとクセがつかないのでそこも注意!
私がオススメしたいのは下記のヘアアイロン
外側も熱くなりにくく、180度の高温も出せます。
軽くて使いやすいし、普段でも細かい髪のセットも出来るのでめちゃくちゃオススメです。
もし、今のヘアアイロンが不満がある方は買ってみてください!
素早く丁寧に髪に癖付けできること間違いなしです!
ウィッグ選びも重要

とは言え、ウィッグのセットもアイテムのみならず、ウィッグメーカーによって特徴があるので自分の作りたい髪形に合わせて選ぶのも重要です。
例えば
- 毛量が多い
- 熱耐性がかなり高い
- 加工しやすい
色んな特徴があるので、それを櫛しながら今回紹介したアイテムと組み合わせて、理想のキャラクターの髪形を作成できるようになりましょう!
という訳で、次の記事でウィッグメーカーの比較やオススメを書こうと思います!
今回はこの辺で。それでは!
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