コスプレをもっと楽しみたい、キャラクターの再現度を上げたい……でも「なんか似合わない」「理想のシルエットにならない」と悩んだことはありませんか?
- 顔はめっちゃ似合ってるのに肩幅がめっちゃゴリラ
- このキャラはこんなに薄くて薄幸そうじゃない…
- スーツキャラ似合わねえええええ!
みたいな経験、一度はしていませんか?
ぶっちゃけ僕はしてます。
いや、やりたいキャラやってみたら
「体分厚っっっ!解釈違い!」
ってなったことが多々ありました。
痩せたんだけどなぁ…なんでやろなあ…と思ったらちゃんと原因があった!
同じような思いをしたあなたにぜひ知ってほしいのが「骨格診断」です。
骨格診断は、自分の生まれ持った骨格や体型の特徴を活かして、似合う衣装や着こなしを見つけるメソッド。
身長や体重ではなく、肩幅、ウエストのくびれ、手首の細さ、鎖骨の出方など、体の「構造」に注目するのが特徴。
例えば、同じ160cmでも、ストレートタイプは直線的で力強い印象、ウェーブタイプは曲線的で柔らかな印象になります。
ファッション業界では定番ですが、コスプレの世界でもその価値は絶大です。
骨格を知ることは、コスプレを「なりきり」から「アート」へと進化させる第一歩です。
1. 骨格診断とは?コスプレにどう活かせるのか
とうらぶの三日月宗近とか骨格ストレートには救いみてえな衣装。
骨格診断とは、体型を「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプに分類し、それぞれの骨格や筋肉の特徴に基づいて似合う服装やスタイルを導き出す方法です。
更に細かく分析した「7タイプ診断」もありますが、一旦今回は3タイプの分類でお話を進めます。
7タイプはまた別の機会に。
身長や体重ではなく、骨の形状や筋肉・脂肪のつき方、体のラインに注目する関係上、同じ身長でも肩幅やウエストのくびれ具合で印象がガラリと変わります。
例えば、『原神』の鍾離のような堂々としたキャラはストレートタイプにハマりやすい。
逆に、同じ原神でも(男女キャラの差はあれど)リサのような曲線的なドレスはウェーブタイプに似合いやすい傾向があります。
では、なぜコスプレイヤーに骨格診断が役立つのでしょうか?
- 無駄遣いの防止:似合わない衣装を買って「失敗した!」を避けられます。コスプレ衣装は安くないですからね。
- キャラクター再現度の向上:骨格に合った衣装を選ぶと、シルエットが自然にキャラに近づきます。
- 自分だけの表現力:骨格を活かしたアレンジで、他のコスプレイヤーと差別化。
- 撮影映えの魔法:骨格に合った衣装は体のラインを美しく見せ、写真や動画で「映える」仕上がりに。イベントで注目されること間違いなし!
ざっと上げるだけでも、これだけいろんなメリットがあります。
2. 自分の骨格タイプを知る – 簡単自己診断とプロ診断の活用法
まずは自分の骨格タイプを知ることからスタート。
鏡と少しの時間さえあれば、簡単に自己診断できます。以下に3タイプの特徴とチェックポイントをまとめました。
ストレートタイプ
- 肩幅が広く、直線的でしっかりしたシルエット
- 筋肉質で、トレーニングの成果が出やすい
- ウエストのくびれが控えめで、全体的に縦長の印象
- 鎖骨や膝の骨が目立ちやすい
例: 男性キャラや凛々しい女性キャラ(例: 『呪術廻戦』の伏黒恵)が似合いやすい。
ウェーブタイプ
- 肩から胸にかけて傾斜があり、丸みを帯びた柔らかな体型
- ウエストがくびれて、バストやヒップにボリュームあり
- 手首や足首が細く、華奢な印象
- 肌が柔らかく、脂肪がつきやすい
例: 女性らしいキャラやロリータ系(例: 『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャー)が得意。
ナチュラルタイプ
画像間違えた、こっち↓
- 肩幅や骨格が平均的で、バランスが取れている
- 筋肉と脂肪のつき方が自然で、中間的な印象
- 手足の長さや肌の質感も平均的
- 多様なスタイルに適応可能
例: カジュアル系や和風キャラ(例: 『にじさんじ』の叶)が自然にハマる。
自己診断の手順
- 全身を鏡で観察:肩の角度、ウエストのライン、手首の太さを確認。
- 触ってチェック:鎖骨の出方、肌の柔らかさ、膝の骨感を確かめる。
- 服で比較:タイトなトップスとゆったりしたボトムスを着て、どちらが自然か試す。
- 写真を撮る:正面と横から撮影し、シルエットを見比べる。
「自分じゃよくわからない!」という場合は、オンラインの骨格診断ツールやプロの診断サービスを利用するのもおすすめ。
例えば、「BoneStyle Japan」や「CosBody Lab」では、写真を送るだけで詳細な診断を受けられます(料金は3,000円〜)。
正確なタイプを知ることで、コスプレの精度が格段に上がりますよ。
3. 骨格タイプ別 – 似合うコスプレ衣装とキャラクターの選び方
骨格タイプがわかったら、次はそれに合った衣装やキャラクターを選ぶステップ。
2025年の人気作品も交えて、具体例を紹介します。
ストレートタイプ
特徴を活かすポイント:直線的でシャープなシルエットが魅力。
おすすめ衣装:
- ミリタリー系(肩章や直線カットが映える)
- スーツや戦闘服(筋肉質な体型が強調される)
- ノースリーブやタンクトップ(腕のラインが際立つ)
-
学生服やフォーマル系(シャープさが際立つ)
キャラ例:
- 『進撃の巨人』リヴァイ(軍服がピッタリ)
- 『原神』ディルック(シャープなスーツ風)
- 『ホロライブ』白上フブキ(凛々しいスタイル)←これは大分人によるかも
-
『ホロライブ』がうる・ぐら(意外とシャープなスタイルが合う。着ると何とかなるパターン)
コツ:柔らかすぎる素材(シフォンなど)や過剰なフリルは避け、ポリエステルやコットン混などハリのある生地を。
肩パッド入りのデザインも大得意。
とにかくフォーマルな格好のキャラが似合いますので、キリッとしたキャラとか強い女性が向いてる傾向にあります。
ウェーブタイプ
特徴を活かすポイント:曲線美と柔らかさが武器。
おすすめ衣装:
- フリルやレースのロリータ系(ゴシックやクラシカル)
- ウエストマークのドレスやローブ(体のラインを美しく)
- 和服やメイド服(ふんわりしたシルエットがGood)
- ボディスーツ(曲線を活かしたタイトさ)
キャラ例:
- 『鬼滅の刃』甘露寺蜜璃(女性らしい曲線)
- 『原神』胡桃(ふんわりしたシルエット)
-
『原神』ノエル(メイド服の可愛さ)
- 『にじさんじ』リゼ・ヘルエスタ(プリンセス感)
コツ:硬い素材(デニムなど)や直線的なデザインは苦手。
シフォンやサテン、チュールなど軽やかな素材を選んで。
ある意味コスプレイヤーとして理想の骨格タイプ。ホヨバ系とかだいたい何でもウェーブの骨格してんだよなあ。
ナチュラルタイプ
特徴を活かすポイント:バランスの良さでどんなキャラにも挑戦可能。自然体を活かして。逆に強みが無いので、それを「作る」作業が必要。
おすすめ衣装:
- カジュアルな日常着風(動きやすさ重視)
- 和洋折衷デザイン(シンプル+個性)
- アクション系衣装(自然なシルエットが映える)
- 中性的な制服やコート(柔軟性が武器)
おすすめキャラ:
- 『SPY×FAMILY』アーニャ(シンプルで自然)
- 『呪術廻戦』釘崎野薔薇(カジュアル+個性)
- 『原神』旅人(汎用性高いデザイン)や楓原万葉(和風+動きやすさ)
コツ:極端にタイトすぎたり、ふわふわすぎる衣装は避け、中間的なデザインを。
アレンジで個性を出すのも得意分野。
良くも悪くも普通。逆を言えばなんでも足せるわけで活かし方次第。
4. 骨格別のNG・OKポイントと実践例
理論だけじゃイメージしにくいですよね。具体的なNGとOKの実例を見てみましょう。
ストレートタイプ
NG:フリルだらけのロリータドレス(例: 『東方Project』フランドール)。体型が埋もれてしまう。
→解決策:フリルを減らし、直線的なパーツを追加。
OK:『BLEACH』の黒崎一護のような直線的で動きやすい衣装。筋肉質なラインが映える。
ウェーブタイプ
NG:硬い素材のミリタリー服(例: 『進撃の巨人』エレン)。曲線美が隠れてしまう。
→解決策:肩パッドを小さくし、ウエストを絞るアレンジ。
OK:『美少女戦士セーラームーン』のセーラーヴィーナスのような、柔らかさとウエストが強調された衣装。
ナチュラルタイプ
NG:極端にタイトなボディスーツ(例: 『マーベル』ブラックウィドウ)。バランスが崩れがち。
→解決策:少しゆとりを持たせたデザインに調整。
OK:『鬼滅の刃』の我妻善逸のような、動きやすさと自然さが共存する衣装。
まずは自分のタイプを知るだけでもとても大事
ここまでだらだらと書きましたが、とにかく最初は自分のタイプを知るのが大事。
- どんなものが似合うのか
- どんなポーズが似合うのか
- そしてどんな所作が似合うのか
これらを押さえ自分らしさを知る切っ掛けになります。
理解してるしてないだけで、写真の伸びがやっぱり違う。
実際にアコスタで会ったときに「思ったより細い・太いな…」って思われることも少ないし、知るだけで良いことづくめです!
2025年のトレンドはホヨバ・Vtuber系ですが、骨格ウェーブ一強の強さと言えるでしょう。
……僕のような骨格ストレートは肩身が狭いっす。
5.骨格を活かすコスプレメイクと撮影映えの秘訣
衣装だけでなく、メイクも骨格に合わせると完成度がアップします。
ストレートタイプ
- メイク:シャープなラインを強調。太めのアイライン、顎ラインのコントゥアリングが鍵。
- 撮影映え:正面や斜め45度の角度で、骨格の強さをアピール。
- おすすめ例:「マット コントゥアパレット」
ウェーブタイプ
- メイク:丸みのあるチーク、ツヤ感のあるハイライトで柔らかさを。
- 撮影映え:少し上からのアングルで、華奢な首や肩を強調。
- おすすめ例:「グロウ ハイライター」
ナチュラルタイプ
- メイク:バランス重視。キャラに合わせて微調整を。
- 撮影映え:自然なポーズで、全身のバランスを見せる。
6.まとめ – 骨格を味方に、コスプレを極める哲学
真人も骨ストの救いなんだよなあ
骨格診断は、コスプレを次のレベルに引き上げる強力なツールです。
自分のタイプを知り、衣装やメイクを工夫すれば、キャラクターの再現度が上がり、自分だけの魅力も輝きます。
ポイントをまとめると:
- 自己理解が第一歩:鏡やプロ診断で骨格タイプを把握。
- タイプに合った選択:似合うキャラや衣装を見極める。
- アレンジを楽しむ:完全再現にこだわらず、自分の良さをプラス。
- アイテムを活用:Amazonで手軽に揃うグッズでサポート。
- 自信が鍵:骨格を受け入れ、堂々と楽しむことが最高のコスプレに。
そこに更に工夫次第で強みを活かすこともできます。
例えば、ストレートタイプが『原神』の雷電将軍をやるなら、肩パッドとシャープなメイクで威厳を。
ウェーブタイプが『ホロライブ』の湊あくあをやるなら、フリルとツヤメイクで可愛さを。
ナチュラルタイプが『にじさんじ』の葛葉をやるなら、自然な動きとバランスで魅力を引き出せます。
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骨格を味方に、コスプレの世界をもっと楽しんでください!
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