特に濃い色のリップは存在感があります。
唇やリップの印象でメイクや顔立ちの印象ががらっと変わるので、重要なポイントトいえます。
しかし
- 唇が薄い
- 逆に厚い
- 幅がない
などでメイクの印象が左右される以上、
「最も唇がコンプレックスです」
という人もいるのではないでしょうか?
では実際に唇が薄い人が与える印象とはなんでしょうか?
一番は
「唇が厚い人に比べて主張が弱くなってしまう」
これに尽きます。例えば
- 濃い色のリップがイマイチ映えない
- アイメイクなどに負けてしまいがち
- 血色が悪く見えてしまう
これらの悩みを抱えることもしばしば…
しかし
だからこそ魅力的に変えて行くのがリップメイクの醍醐味ともいえます。
厚い唇が気になっているという人もいるので、それぞれの良さを活かしたメイクの仕方は必ず存在します。
薄い唇の人は「敢えて濃い色のリップに挑戦したり」「グロスを使ったり…」とリップメイクを楽しむツールやポイントがたくさんあるので色々なメイクを楽しめるよう一緒に工夫点を考えます!
それでは今回、リップメイクの中でも、唇が薄い事が気になっている人の為のテクニックなどをご紹介していきます。
また反対に厚い唇をメイクで薄く見せることもできますし、厚い唇がコンプレックスという方もいらっしゃるでしょう。
薄い唇を魅力的に魅せるには?
薄い唇を魅力的に魅せるポイントを一つづつ解説します。
使うアイテムや、使用方法によって千差万別、自分の好きなパーツにする事が可能です!
お気に入りのアイテムを見つけたり、自信が持てるパーツに仕上げる参考にしてください。
使用するリップアイテムにこだわる
薄い唇をふっくらさせたい場合は、同じリップを使用するにしても
- 使い方
- 塗り方
たったこの2つを意識するだけ!
不思議なことにリップメイクの印象がとても変わります。
実際に僕がメイクした人でも、非常に唇が薄い方はいました。
その際は塗り方と道具のチョイスを変えるだけで理想的な唇にすることが十分できたのです。
ペンシルやクレヨンタイプのリップを使ってみたり、プチプラアイテムとデパコスを組み合わせて格上げできるアイテムを使用していくのもオススメです。
リップメイクに使えるアイテムは充実しているので使い方次第でメイクの幅も広がります。
リップメイクでふっくら見せて魅力的に!
リップメイクのテクニックは後述していきますが、先に言っておきます
薄い唇をメイクでふっくらさせる事は可能です。
塗り方や使用アイテムによって、欠点から魅力的な長所にすることができます。
今まで薄い唇に自信が持てなかった人もチャームポイントに変える事ができるので、自分の好きなパーツにして欲しいと思います。
逆に、唇が厚い人向けのメイク方法も過去に記事に起こしています。
それが気になる方は「唇が厚くて困る!リップを薄くするメイク法」を読んでみてください。
グロスが映える
最近のメイクでは、テッカテカのグロスを日常的にすることが少なくなってきました…。
ですが、薄い唇はツヤツヤのグロスが映える上にくどくなりません!
なので、パーティシーンやイベント時などは大活躍です。
無論、ツヤのあるキャラクターのコスプレにも非常に映えます!
グロス自体、これからの季節ではハロウィンで変わったコスプレするよーなんて場面でも活躍するポイントでしょう。
僕みたいに、厚い唇の人はグロスがツヤツヤすぎるとやりすぎ感が出てしまいますが、薄い唇の人のグロスは魅力的になります。
薄い唇向けリップ選びのポイント
次に、薄い唇向けのリップ選びのポイントをご紹介!
「薄い唇をメイクで厚みを出したい!」
と思ってもリップアイテムはとても種類が豊富です。
それは前回の記事「おすすめリップメイクのやり方!初心者でも簡単!」だけでもお分かりかと思います。
自分ではどれを選んで良いかわからない!
という人も多いと思うので、薄い唇さん向けのリップ選びのポイントをお伝えしていきます。
スティックタイプよりリキッドタイプをチョイス
コレめちゃくちゃ重要なポイントなんですど…
「スティックよりリキッドが映える」
リキッドだけでなく、リップティントもおすすめです。
マットなリップよりも、どちらかというと潤いがあるリップが似合う薄い唇さん。
ジューシーな艶感のあるリキッドタイプやリップティントがピッタリ!
グロスを重ねて艶感を出すのもオススメですが、ひと塗りで潤い感が出ます。
リキッドタイプは濃いカラーを選んでも嫌味がないので普段使わないような濃いめのカラーを選ぶのもオススメです。
ペンシルなど先が細いものも併用する
これははっきりとした理由があります。
縁取る時に細い方がぼやけたりはみ出したりせずに塗れることでオーバーリップのラインが描きやすいからです。
縁取るのがなかなか難しいという人は、リップペンシルやクレヨンタイプなど先の細いリップでリップラインを描いておきます。
縁取りをしてから塗って行くことでキレイなオーバーリップラインに仕上げることができます。
ペンシルタイプのリップは使い勝手も良く、キレイに仕上がるので1本常備しておくことをオススメします。
リップメイク初心者さんやメイクをしたい男性にもオススメしたいアイテムと言えます。
青味が入ったものも意外と使える
ピンク系やオレンジ系、赤系など様々な色味の中で扱いにくいイメージのある青味がかったカラー。
実は薄い唇のリップメイクにとっては立体感が出るのでオススメカラーなんです。
ただし、普段から多用する汎用性が高い商品ではないので、導入は自由意志でお願いします。
汎用性を気にするなら、普段使いできるコーラルピンク系は青味が入っていても違和感なく使用できるのでオススメと言えます。
青いリップを塗る訳ではありませんがカラーの系統としてはリップ選びの視野に入れておくのもよいですね!
薄い唇をふっくらさせるメイクとは?
では薄い唇にオススメのメイクテクニックとは?
普段は薄い唇でも、リップメイクでふっくらとした魅力的な唇になるので、毎日のメイクにぜひ取り入れてください!
勿論、唇の薄さ/厚さを自在に描き分けることができるようになれば、男装と女装の切り替えのみならずキャラクターの年齢や雰囲気に合わせた顔の作り分けをすることが可能です。
キャラクターのメイク描き分けを覚えたい方は、是非マスターしてください。
唇の輪郭を丁寧にぼかす
ず最初に薄い唇をふっくらさせるリップメイクで一番大切なことがあります。
それは、「唇の輪郭をはっきりさせずにぼかすこと」
はっきりさせすぎずリップラインをぼかしていきます。
コンシーラーやパウダーファンデーション、リップラインをぼかすための下地のリップを使用し、自分の元のリップラインを消していきます。
ぼかす際には、リップブラシを用いるか、指で軽く叩きながら消すとベストです。
もしくはパフでなじませる形でもいいでしょう。
ただしこの時
- 唇が乾燥している
- 割れてコンディションが悪い
などの状態だとキレイに消せないので、普段からキレイなリップベース作りを意識してケアしておきましょう。
リップバームを用いて唇を乾燥や紫外線から守ったり、荒れを防いだりして常日頃ケアしておきましょう。
特に、花王の「キュレル リップケアバーム」は安くて効果も高いリップバームなのでおすすめです↓
リップブラシを使って塗る!
これは自分の唇のラインよりも外側にリップラインを引く為です。
スティックタイプのリップを使用する際には
必ずブラシを使用して唇の輪郭を丁寧に描くこと
本来なら不自然になるものを自然に塗っていく以上、より精密な方法で描く必要があります。
リップブラシ以外の方法では、付けたい色と同じか近い色のリップペンシルで縁取りをしっかりしておくことがキレイに仕上げましょう。
参考までにオーバーラインでリップブラシで唇を塗った際の画像を紹介。
この八雲紫をやった時は、薄いピンクで下唇をオーバーラインで塗っています。綺麗にグラデーションになるように、尚且つ自然なオーバーリップになるよう作っていますので参考にしてみてください。
なおリキッドタイプはそのまま塗っても大丈夫です。
ですが、テクスチャーが柔らかいものが多いのでつける時よりもつけた後に、
- 広がってしまわないか
- 他に色移りしないか
などを意識しておくことが大切です。
オーバー気味にリップ&グロスを塗る
これは薄い唇のリップメイクには絶対に必要なテクニックです。
最初の段階でコンシーラーなどを使って唇の輪郭をぼかしているので、自分の唇の輪郭よりもオーバーにリップをぬっていきます。
塗るときは外側から内側に向けて塗っていくのがポイントです。
左右のどちらかから塗り始めてしまうとバランスが取れずに左右非対称になってしまったりキレイな縁取りができない場合があります。
※上からグロスを重ねる場合
全体に厚く塗るよりも真ん中に厚みを出し、サイドや周りはぼかす程度にすると、より立体感が出てキレイな仕上がりになります。
薄い唇にオススメのリップ
使ったことあるメイク道具の中でも、特にコスプレをする際にキャラメイクを描き分ける際に利用してよかったものに焦点をあてています。
「唇を薄く描く」「厚く描く」「横幅を足す」これらすべての挙動で用いる事が可能なアイテムです。
1.M・A・C リップペンシル
言わずと知れたM・A・Cのリップペンシル。
人気である最大の理由は「カラーバリエーションが豊富なところ」
縁取りに使いやすいペンシルタイプで、芯の硬さも高評判。
- リップペンシルが苦手な人
- ペンシル初心者さん
にも使いやすいと高評価のアイテムです。
リップペンシルも芯の硬さや柔らかさで使い心地が変わってきますが、これは程よい硬さなのも輪郭が描きやすくオススメアイテムです。
色違いで何本も持っていても無駄になりません!
2.ラシャスリップス
こちらは「別名次世代のリップ」とも言われるリップグロスです。
その理由は塗るヒアルロン酸注射とも言われる潤い感。
ひと塗りで潤い感のあるジューシーで立体感があるふっくらツヤツヤの唇に仕上がります。
塗ってる間は冗談抜きに薄い唇でもぷるんと見えるくらいの代物です
カラーバリエーションも普段使いができるものから、コスプレ用に使える濃いめの赤みブラウンまで豊富に揃っています。
他のリップでは「テッカテカの赤系が苦手!」という人でもラシャスリップスなら自然に使えるという人も多い人気商品です。
更に綺麗なリップメイクへ…優秀なアイテム達
他にもリップメイクの際に持っておくと便利なものを紹介します。
綺麗で見栄えのいい唇の形を作るために必要なアイテムなので、気になる方はチェックしてください。
1.ラッシュ リップスクラブ
次にオススメなのがリップスクラブです。
ラッシュのリップスクラブはファンが多く、リピーターも多いアイテムです。
もともとの自分の唇のコンディションを整えておくことで、ふっくらとした唇を作るメイクが映えるようになります。
唇の角質ケアをすることでガサガサしないように出来ますし、写真を撮影した際にも唇に縦スジが少なく綺麗なぷるんとした唇に近づけることが可能です。
香りや成分はもちろんですが、潤いや角質を整えてくれる使用感を実感できるので、リップメイク前のベース作りとして外せ無いアイテムと言えます。
薄い唇をチャームポイントへ!
唇は厚いとそれはそれで男装がしづらい
今回は「薄い唇のリップメイク」についての内容をまとめさせていただきました。
実際にキャラクターに近づける上で、唇の上下が少なくて困ることも多いかもしれません。
ですが人の顔は、自分の努力でいくらでも長所にできるものです。
唇に限らず、顔のパーツはコンプレックスもあればチャームポイントもあります。
薄い唇も厚い唇もどちらもそれぞれの魅力があります。
実際コスプレにおいては、
- パーツが薄ければいくらでも描き足せる
- パーツが濃ければ、それを長所にしたキャラができる
と顔のパーツの使い方は様々で無駄にはなりません。
なんなら様々なメイクのアイテムや情報ツールがある現代では、メイクやリップでいくらでも磨きをかけられます。
正直僕も、すっぴんは取り立てて整った顔ではないです。
かと言って形が悪いわけでもない、プレーンな偏差値50の顔です。
それを逆手に取って何でも描き足せると思ってメイクをしています。
昨今は、整形級とも言われるメイク術がある時代ですので、その技術を応用して僕もコンプレックスを跳ね返す勢いでメイクしています。
まだマスク生活も続きますが、リップメイク一つで美しい理想の唇も作ることができます。
今まで薄い唇を気にしていた人も今回紹介したメイクテクニックを参考にして、自分の唇を理想の唇に近づけていってください!
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